転職で人気!施設保育士の仕事内容まとめ
《最終更新日:2024年03月28日》

「保育士は保育園で働いているから保育士である」という風に思っていませんか?

実は保育士は必ず保育園勤務というのは間違いです。

ほとんどの保育士が保育園で働いているのは間違いではありませんが、他にも働く場所があります。このように様々な施設働く保育士を「施設保育士」と呼びます。

転職するときにこのことを知らなければ転職先の幅を狭めてしまうことになります。

ここでは保育士が働くことができる施設について仕事内容なども含めてご紹介していきます。

施設保育士が働く場所①「保育園」

保育士の多くが保育園で働いていますし、就職先・転職先も多いです。

待機児童などが問題になっている保育園の仕事ですが、どういったお仕事があるのでしょうか。

まずは保育園についてみていきましょう。

保育園とは

保育園とは、保護者が様々な事情で子どもに対して十分に保育を行えない場合に、保護者に代わって子どもを保育するための児童福祉施設です。

対象となる子どもは0~1歳児から小学校入学前までです。

幼稚園と混同しがちですが、対象年齢や管轄、先生の必要な免許などが違い、保育園が「児童福祉」なのに対して幼稚園は「教育」という位置づけです。

保育園の仕事内容は?

保育士の主な仕事は以下の通りです。

  1. 子どもたちの身の回りの世話
  2. 小学校入学前に基本的な生活習慣を身につけさせる
  3. 生活や遊びを通じて心身の発達を促す
  4. 集団生活を通じて社会性を養わせる
  5. 保護者への報告、アドバイス、サポート

他にも細かいものはたくさんありますが、大まかにはこのような感じになります。

保育士は保育のスペシャリストであるとは言え、簡単ではなさそうですよね。

施設保育士が働く場所②「乳児院」

乳児院という言葉を聞いたことがありますか?

乳児院という施設でも保育士は働くことができます。

ここからは乳児院と仕事内容についてお話します。

乳児院とは?

乳児院とは、保護者の病気・死別・離婚などにより子供を育てることが難しくなったなどの理由で保護者の元で生活できなくなってしまった子どもを育てる施設です。

対象年齢は1歳未満となっていますが、2、3歳まで入所していることもあります。

生まれて間もない赤ちゃんを育てている所もあります。

乳児院の仕事内容は?

乳児院の仕事内容は、普通の保護者が家で子どもに行っているようなことと同じです。

分かりやすく言うと母親代わりです。

ミルクを飲ませたり、おむつを替えたりなどが仕事になります。

保育園と違い保護者が迎えに来ることもなく、一日中子供の面倒を見なければなりません。

責任が重く大変な仕事ではありますが、子どものすべてを支えるので、やりがいは非常に大きいです。

施設保育士が働く場所③「児童養護施設」

児童養護施設という名前は何となく聞いたことがあるかと思います。

どういった施設なのか詳しく説明できる人は少ないですよね。

保育士が働くことのできる児童養護施設についてご説明します。

児童養護施設とは?

児童養護施設とは児童福祉法に定められている児童福祉施設の1つです。

病気や事故により親がいない場合や虐待を受けている場合など、保護者による適切な養育が困難な子どもが生活しています。

対象年齢は2歳~18歳です。条件次第では20歳まで生活しています。

児童養護施設の仕事内容は?

大枠としては子どもたちが生活するうえでのサポートや自立していくための支援です。

生活習慣や集団生活のルールなどの生きていくために必要な知識も身につけさせます。

料理・洗濯・掃除なども行うので保育士としてのスキル以外に家事のスキルも必要になってくるかもしれません。

虐待を受けていた子どもも生活しているため、メンタル面のケアも大切な仕事です。

年を重ねて退所した子どものサポートまで行います。

施設保育士が働く場所④「障がい者施設」

障がい者施設には「知的障がい児通所施設」と「情緒障がい児短期療養施設」があります。

それぞれどう違うのかについて説明します。

知的障がい児通所施設とは?

知的行動に障がいを抱える子どもが家庭から通っています。

知的行動とは文字の読み書きや計算などのことを指します。

対象年齢は18歳までとなっていますが、利用しているのはほとんどが乳幼児です。

情緒障がい児短期療養施設とは?

神経に障がいを抱える子どもが利用しています。

神経の障がいとは引きこもり・不登校・拒食症などの事を指します。

対象年齢は同じく18歳までです。

障がい者施設の仕事内容は?

仕事内容はこれまで同様子どもたちのサポートを行います。

保育園と大きく違うのは、子どもが抱えている障がいのレベルによって対応を変えていく必要があることです。

コミュニケーション能力が不足している子どもも多いため、高い対応力が必要になりますね。

施設保育士が働く場所⑤「病院」

皆さんが日々の生活で利用する病院でも保育士は働くことができます。

病院は設備もしっかりしていますし、働く環境としてはよさそうですよね。

病院の保育士とは?

病院内の保育士には2種類あります。

病棟保育士・医療保育士は入院している子どもの保育を担います。

院内保育士・病児保育士は感染症などで保育園に預けられない子どもを一時的に預かる保育士です。

病院の仕事内容は?

基本的には保育園の仕事と同じです。

しかし担当する子どもは療養中の子どもなので、保育以外に医療や看護の知識も多少は必要になります。

看護師の免許が必須なわけではありません。

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