保育士が転職するなら企業内保育室がオススメ?
《最終更新日:2024年03月28日》

保育士の求人数は多いですが、保育園だけでは希望条件を満たす求人を見つけるのには限界があります。

施設形態の選択肢は少しでも多い方が良いです。「企業内保育室」への転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

実は企業内保育室の求人は保育士にかなり人気の求人なのです。

そんな企業内保育について特徴やメリットなどをご紹介致します。

保育士が働ける企業内保育室ってなに?

どんなにオススメされたとしても、どういったところなのか分からないと転職しようと思えませんよね。

あまり接する機会のない職業だと思います。

まずは企業内保育室とはどんなところなのか転職したい保育士の皆さんのためにご紹介致します。

企業内保育室とは

企業内保育というのは、その企業で働いている従業員のために開設された保育施設で行われる保育を指します。

簡単に言うと、その企業専用の小規模保育園のようなものですね。

つまり企業内保育室は企業内保育を行うために企業が用意した部屋、施設の事です。企業が位置する建物の中にある場合と近くの別な場所に設置されている場合があります。

仕事内容

企業内保育士の仕事内容は普通の保育園と基本的には変わりません。

食事をとらせたり昼寝をさせたりと保育士としての仕事を行うだけです。

ただ大きく違うのは行事やイベントの有無です。預かっている子どもの保護者は同じ会社の従業員なので、休みを合わせることは非常に困難です。

よって保護者が参加するような大掛かりなイベントは行えないのです。

保育士が企業内保育室で働くメリット

保育士からの人気が高いということはそれだけメリットも多く存在します。

保育士が企業内保育室で働くメリットは以下の通りです。

  • 給料が非常に高い
  • 福利厚生がしっかりしている
  • 土日祝日休み・残業なし
  • 保護者と連絡が取りやすい

どれも魅力的なものですが、それぞれご紹介しようと思います。

給料が非常に高い

保育士は給料が低い職業として世の中に認知されていますが、企業内保育士は非常に給料が高いです。

施設を運営している企業の規模に大きく左右はされますが、全体的に給料が高くなっています。

大企業が運営する施設の場合は全国平均の倍近い年収になることもあります。

福利厚生がしっかりしている

一般企業はどこも福利厚生が整っている会社が多いので、企業内保育室も同じような福利厚生になります。

給料同様、大企業になるほど待遇がよくなり、細かい手当などが多数ついています。

会社が大きくなればなるほど従業員と保育士の待遇が良くなっていきます。

土日祝日休み・残業なし

施設を運営している企業が土・日・祝日休みだった場合は必然的に企業内保育室も同じように休みになりますね。

残業がない会社の場合も同様です。逆に言えば会社の制度に左右されるので可能であれば会社の平均残業時間なども調べておきたいですね。

保護者と連絡が取りやすい

預かっている子どもが大きなけがや病気をしてしまったときも近くで保護者が働いているため、連絡を取るのが容易です。

普通であれば個人あてに連絡を取らなければならないですが、緊急の場合は会社に連絡もできて、かつすぐに来てもらえるので子どもも保護者も安心できる保育形態になっています。

保育士が企業内保育室で働くデメリット

非常に人気の高い企業内保育室の求人ですが、もちろんデメリットも存在します。

保育士が企業内保育室で働くデメリットは以下の通りになります。

  • 保育環境が整っていない場合がある
  • 急なリストラもありうる
  • あまりやりがいを感じにくい
  • 求人の倍率が高い

きちんと把握しておきましょう。

保育環境が整っていない場合がある

あくまで一般企業が運営している保育施設なので、保育園に比べると十分な保育環境が整っていない場合があります。

保育士の立場から見ると安全面や衛生面、その他の設備など不足している部分が出てきてしまうかもしれません。

企業に申請することで変わるかもしれませんが、コストの問題から難しい場合もあります。

急なリストラもありうる

企業内保育室は新しく開設されることが増えていますが、一方で早い段階で閉鎖される場合も多いです。

運営企業の景気次第では突然閉鎖されてしまうため、会社員と同じようにリストラされるリスクがあると考えた方がいいです。

安定を求めるのであれば相当な大企業でないと難しいですね。

あまりやりがいを感じにくい

保育園に比べると保育というよりも託児所のような扱い方をされるので、保育士としてのやりがいは感じにくいかもしれません。

仕事にやりがいを求めるかは人それぞれですが、やりがいがないという理由で辞めてしまう人もいます。

自分が仕事になにを求めているのかを改めて考えておきましょう。

求人の倍率が高い

これは働き始める前のデメリットになってしまいますが、求人の倍率は非常に高いです。

特に大手企業の求人は応募するのだけでも難しいです。

保育士向け転職サービス会社などに登録して、少しでも早く求人を見つけられるようにしましょう。

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